オープンバイトに関するご質問 Q&A
開口(かいこう)、オープンバイトとは、奥歯を噛み合わせても前歯や一部の歯が閉じず、上下の歯に隙間が空いたままの状態を指します。
この状態は、生活面では食べ物が挟まりやすい、発音がしづらいといった機能的なリスクを抱え、人前で笑うことに抵抗を感じたり、コンプレックスに感じる方も少なくありません。
Aスペースが不足している場合、歯の間の隙間をあけるか、便宜的に4番目の歯を抜いてスペースを作る場合があります。
状態によっては抜く歯を変更することがあります。
A抜かないで矯正する場合もあります。奥歯の移動に影響がある場合には、治療の途中で抜くこともあります。
A個人差はありますが多少はあります。マウスピースは一週間に一枚交換するので、ワイヤー矯正と比べ、かかる力は1/4で済みます。痛みの程度や期間は徐々に減少し、ほとんど気にならなくなります。
A基本的にはありませんが、マウスピースの装着時間が重要です。1日20時間以上の装着をお願いしています。
また、治療期間だけでなく保定期間もマウスピースの使用が必要となります。
Aケースによっては前歯だけの矯正は可能です。
しかし、矯正用マウスピースは動かす予定のない歯もマウスピースで覆います。かみ合わせに問題がある場合や、抜歯が必要な症例は前歯だけの矯正は行えません。
Aどんな矯正システムでも必ず矯正後に後戻りする力が働きます。特に舌を前に出す癖がある方はオープンバイトに戻りやすいので注意が必要です。
A『バイトランプ』と呼ばれるマウスピースの設計です。かみ合わせが深くなりすぎないよう下の歯を置いておくポジションになります。