空隙歯列(くうげきしれつ)とは歯の間にすき間ができてしまっている歯並びです。中でも上の前歯の中央にすき間がある状態を「正中離開(せいちゅうりかい)」と呼び、一般的にはすきっ歯と呼ばれることが多いです。
この状態は、食べ物が挟まりやすい、発音がしづらいといった機能的なリスクを抱え、笑うことに抵抗を感じたりコンプレックスに感じるケースも少なくありません。
Aスペースが不足している場合、歯の間の隙間をあけるか、便宜的に4番目の歯を抜いてスペースを作る場合があります。
状態によっては抜く歯を変更することがあります。
A抜かないで矯正する場合もあります。奥歯の移動に影響がある場合には、治療の途中で抜くこともあります。
A個人差はありますが多少はあります。マウスピースは一週間に一枚交換するので、ワイヤー矯正と比べ、かかる力は1/4で済みます。痛みの程度や期間は徐々に減少し、ほとんど気にならなくなります。
A基本的にはありませんが、マウスピースの装着時間が重要です。1日20時間以上の装着をお願いしています。
また、治療期間だけでなく保定期間もマウスピースの使用が必要となります。